来訪者に特別な体験を提供する”スマート”スタジアムがアトランタに登場!

アメリカンフットボールの名門、アトランタ・ファルコンズの本拠地として、2017年に新しいアトランタスタジアムが誕生する予定です。総工費12億ドル(約1,400億円)をかけて建設されるこのスタジアムは、アメリカンフットボールやメジャーリーグ・サッカーなどのスポーツイベントのほか、音楽のライブイベントなど、さまざまな利用が見込まれています。このスタジアムは近未来をイメージさせる斬新なデザインですが、その外観にふさわしい最先端のファンサービスを提供するために、スタジアムの運営を行うAMB Sports & Entertainment(以下、AMBSE)とIBMは戦略的なパートナーシップを結びました。

足を運びたくなるようなスタジアムとするために

今ではインターネットを通じて、その場に行かずにスポーツや音楽などのライブイベントを楽しむことは珍しいことではありません。
そのような中、わざわざ会場に足を運ぶ観客が求めているのは、インターネットに流れる映像を見ているだけでは得られない特別な体験です。

家から出たときから、ファンの気分は、すでにイベントに向けて盛り上がっています。そのような観客たちがほしい情報を提供し、期待以上のものを見せていくことが、彼らのワクワクした気持ちに応えるためには必要なのです。

そこでAMBSEは、IBMのモバイル、ソーシャル、セキュリティ、分析、そしてクラウドなどの技術を利用することで、ファンがまたとない感動を味わえるようなサービスを提供していきたいと考えています。

たとえば、モバイル端末で試合情報の入手やハイライトシーンの閲覧などが可能になれば、ファンにはよりフィールドの臨場感を味わってもらえることでしょう。
いつでもどこでも、自分はスタジアムとつながっている。そのような感動を提供することを狙っているのです。

さらにスタジアムでは、IBMのスマートスタジアムネットワーク技術を採用。新アトランタスタジアムの完成予想図を見て驚くのは、360度どこからでも見られるよう天井に沿って設置された63000平方フィートのHDビデオボードや2000以上のビデオディスプレイといった映像装置ですが、スマートスタジアムネットワークの最先端のWiFiテクノロジーがこれらの運用を支えています。またこの技術は、二酸化炭素の排出量も低く抑えられているなど、環境問題の側面から優れているのが特徴です。

IBMはこの数十年の間に、ウィンブルドン、全米オープン、マスターズゴルフトーナメントなどの主要なテニス、ゴルフトーナメントで、テクノロジーを活用することで、ファンサービスを一変させてきました。

新アトランタスタジアムでは、いったいどのようなサービスで、心を踊らされるのか。ファンならずとも、2017年の完成が待ち遠しく感じられます。

photo:Thinkstock / Getty Images

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