クルマに新しい価値をもたらすコネクテッドカー

インターネットとつながる世界

あなたの日常生活から欠かせないものは何かと問われたら、多くの人々はパソコンやスマートフォンと答えるのではないでしょうか。その理由の1つはインターネットを経由して、人と人、人と情報とを結びつけるからです。連絡をとる、仕事をする、調べる、予定の管理など…。

最近ではモノにインターネットを搭載するIoTソリューションという考え方があります。多種多様なモノやデバイスにインターネットを搭載し、双方向のコミュニケーションを実現することで、モノが生活に深く密着し、より便利に使えるようになります。このIoTの分野で、急ピッチで開発が進められているのがクルマへの活用です。

クルマがさまざまな情報を収集する

スマートフォンのアプリやナビ、ロードサイドアシスタンスなどのより高度な技術の発展にはすでに多くの企業が取り組んでいますが、IBMとフランス自動車大手PSAプジョー・シトロエンは、利用者の利便性を高める新たなサービス開発のためにパートナーとなりました。

“つながるクルマ”と言われるコネクテッドカーは、2020年までに世界中で2.5億台を超えるだろうと予測されています。走行中のクルマから位置情報、速度、振動や温度をはじめ、走行距離や運転頻度などのデータがインターネットを通じて収集されます。それらのデータを元に、修理や購入プロセス、新しい自動車保険など、さまざまな分野に展開されると考えられています。

IoTによって、コネクテッドカーがどんな新しい価値を我々にもたらしてくれるのか。その未来はすぐそこまで来ています。

photo:Thinkstock / Getty Images