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「ソフトウェアラボ」の開発プラットフォームにIBM Bluemixを採用

クラウドの登場によって、システム開発/運用の現場は大きく変わりました。

クラウドサービスを活用することで、システムに必要なリソースを迅速かつ効率的に調達することが可能となってきています。

かつてはセキュリティに関する懸念などから、クラウドの導入に難色を示す企業も少なくありませんでしたが、昨今では大手企業のシステム基盤に続々とクラウドが採用されています。

ファインセラミック部品や携帯電話などの開発を手掛ける京セラ株式会社(以下、京セラ)も、クラウドを選択した企業のひとつです。

京セラは2015年10月、「ハードとソフトの融合」「IoT領域でのイノベーション」をミッションとして、「ソフトウェアラボ」を立ち上げました。素材、デバイス、モジュール、機器、そしてモノづくりにまつわる一連のプロセス技術を持つ京セラにしかできない「新しいIoT」を実現し、人類や社会の進歩発展に貢献するのが、ソフトウェアラボ設立の目的だといいます。

クラウドから生まれる新たな可能性

京セラはこのソフトウェアラボの開発プラットフォームとして、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)の「IBM Bluemix」を採用しました。

IBM Bluemixは、アプリケーションを構築・管理・実行するための、オープン・スタンダードを活用した新しいクラウド・プラットフォームです。サーバやネットワークなどのインフラとアプリケーションを開発するための環境がセットで提供され、アプリケーションをクラウド上で迅速かつ簡単に開発・運用することができます。

IBM Bluemixの採用により、京セラでは自社内のみならず、顧客企業にもIoTデータ収集基盤やアプリケーションの開発環境を提供できるようになりました。

京セラは今後、自社開発の総合エネルギー管理システム「POM SYSTEM®」をBulemixに公開し、顧客が自由にカスタマイズできる環境を提供していく計画です。また、IBMのWatson APIなどとも連携し、「自動運転をはじめとした新しい価値の具現化に取り組んでいきたい」とその意気込みを語っています。

クラウドを通じて様々な技術やサービスが繋がることで、新たな可能性が生まれます。

IBM Bluemixという青い雲から描き出されるコンピューティングの未来図を、今後も楽しみに見守っていきたいですね。

photo:Thinkstock / Getty Images