Watson抜きには語れない、次世代マーケティングの強力ツール

顧客を深く理解することから始まるマーケティングの世界において、マーケターはさまざまなデータを蓄積・分析して、顧客理解に役立ててきました。現在、インターネット、スマートデバイス、そしてSNSなどの普及により、これまでとは異なる次元で「顧客を理解する」道が開かれようとしています。

SNSから得られるビッグデータやインターネット上での行動履歴などといった新たな形のデータ活用において、IBM Watson(以下、Watson)は比類なき威力を発揮します。既に医療やスポーツなどの分野で多くの実績を上げているWatsonですが、新時代のマーケターを支援する強力なツールとしても、各方面からの期待を集めつつあるようです。

次世代マーケティングはWatsonの晴れ舞台

Watsonは一見無機質なデータの山から、鮮やかなまでに顧客の姿を浮き彫りにする力を持っています。例えば、自然言語処理、SNSなどから性格診断ができるPersonality Insightsなどの機能を活用することで、ブランドにとってのキーインフルエンサーを特定したり、より正確なメディアプランの選定を行ったりすることが可能となります。

また、ECサイトやオフライン店舗の顧客に対して、購入時の意思決定や多彩な商品検索手段を提供し、イベントの開催を支援するなどして、よりリッチなカスタマー・エクスペリエンスを顧客に提供することも可能となるでしょう。データがモノをいう次世代マーケティングは、まさにWatsonの晴れ舞台ともいうべき領域なのです。

Watsonは新時代マーケターの救世主?

WatsonプラットフォームのディレクターであるSteve Abrams氏は、次のように語っています。

「Watsonは顧客を理解するための重要なヒントをビッグデータの中から掘り出し、顧客がいつ、どのようにして製品やサービスのファンになるかといった知見をマーケターに提供することができる。これは、マーケターにとって強力な武器になるはずだ」

日々学び、知識を蓄えて賢くなってゆくWatsonは、新時代のマーケターに福音をもたらす救世主となるのかもしれません。

なお、マーケティングを支援するためのWatsonの各種サービスは既にBluemix上のIBM Watson Developer Cloud上に公開され、誰でも手軽にアプリケーションや製品に組み込んで使用することが可能となっています。Watsonの多彩なサービスについては、下記のサイトで詳しくご覧いただけます。

IBM Watson Developer Cloud:https://www.ibm.com/marketplace/cloud/cognitive-application-development/jp/ja-jp

photo:Thinkstock / Getty Images

関連記事