『キャプテン・マーベル』とコラボ!女子学生向けAI活用コンテストでヒーロー誕生を後押し

2019年4月、映画『キャプテン・マーベル』の公開に合わせ、IBM UK & Irelandは女子学生向けのAI活用アイデアコンテスト“Girls Who Change the World”をマーベル・スタジオと共同開催しました。

『キャプテン・マーベル』はブリー・ラーソン演じる特殊部隊に所属する女性が主人公のヒーロー映画。ヒーロー映画の主人公はなぜか男性であることが多いですが、本来であれば女性ヒーローが活躍する映画がもっと多くてもおかしくありません。キャプテン・マーベルの超人的能力は男性ヒーローに引けを取らないどころか、男性以上の能力を備えていると描かれました。

“Girls Who Change the World”とは

“Girls Who Change the World”は、キャプテン・マーベルのように女子学生たちが世界を変え得る人材になるよう、STEM教育(Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の教育分野の総称)によって「力を目覚めさせる」ことを目的として、IBM UK & IrelandとSTEM Learning、そしてマーベル・スタジオが開催したコンテストです。

11〜14歳の女子学生を対象としたこのコンテストには、200以上のチームから応募がありました。AIを活用した社会課題解決のアイデアが審査され、選考を通過した10チームがグランドファイナルに参加。審査員に自分たちのアイデアをプレゼンテーションしました。

200チームの頂点に立ったのは

視覚障害者の生活の質を改善するアプリ、難民が言語を学習するためのアプリなど、さまざまなアイデアが発表されるなか、優勝したのはチーム・アルテミス。彼女たちは、若者が心の健康を保つのを支援するバーチャルアシスタントアプリを、4人のメンバーで設計しました。優勝チームには『キャプテン・マーベル』の関連グッズやIBM本社訪問権などが贈られました。「IBMのラボに行くのが本当に楽しみです。一生に一度の機会なので!」と、チームのメンバーたちは興奮を隠せない様子でした。

参加者たちの「私にこんなことができるなんて思っていませんでした!」「みんなでステレオタイプに抗うことで、女性として勇気付けられました」というコメントは印象的です。テクノロジーの基礎を学ぶ機会が彼女たちの才能を刺激し、次世代のリーダーを育てるのです。

ジェンダー平等なSTEM教育が社会を変える

イングランドとウェールズ、北アイルランドで義務教育終了時に実施される全国統一試験GCSE(General Certificate of Secondary Education)において、コンピュータ関連科目を受験した生徒のうち女子学生はわずか20%しかいないというデータは、STEM教育の現状を表しています。この「コンピューター領域にいる女性が少ない」という傾向は、職場でも同様ですが、女子学生がSTEM教育に触れられる機会を増やさなければ、テクノロジー分野を担うのは男性ばかりになってしまいます。その結果、偏った視点から生まれるサービスばかり提供されるようになり、全ての人がそのメリットを享受できなくなる可能性があるのです。

IBM UK & Irelandのチーフ・マーケティング・オフィサーであるシモン・エドワードは「私たちは、このような状況を変える使命を担っています」と語っています。

性別に関わらず誰にでも平等に学習する機会が与えられ、専門スキルを習得した人が多様な視点から社会問題にアプローチすることで、私たちの生活はより快適で豊かなものになります。IBMが“Girls Who Change the World”を開催する背景には、真のジェンダー平等が実現された社会を形成したいという思いが込められているのです。

今回のコンテストに参加した女子たちは、キャプテン・マーベルのように自身の才能を開花させ、新技術を扱う能力を武器として、これからおおいに活躍してくれることでしょう!

photo:Getty Images