高卒で正社員転職は難しい?役立つ資格や就職におすすめ業界を解説

高卒で正社員転職は難しい?役立つ資格や就職におすすめ業界を解説

高卒だと正社員での転職が難しい印象があり、不安を感じている人は少なくないでしょう。

そこで当記事では高卒でも正社員で転職することはできるのか紹介しつつ、転職におすすめの資格や職種を紹介しています。

大卒と高卒の平均年収、生涯年収の差や、高卒で大卒以上に稼ぐ方法も紹介しているので参考にして下さい。

高卒で正社員転職は難しい?

結論からいうと、高卒であっても正社員で転職することは難しくありません。

もちろん大卒の方が正社員になりやすい業界があるのも事実ですが、人手不足も相まって高卒であってもやる気や実力があれば正社員に転職することは十分に可能です。

そのため、高卒で正社員での転職をしたいという方は、転職エージェントや転職サイトを活用して積極的に狙っていきましょう。

高卒と新卒の職職内定率はほぼ互角

  • 大学新卒の就職率:99.3%
  • 高校新卒の就職率:98%

実際データで見ても、大学卒業と高校卒業の新卒において、就職率の差はほとんどありません。

学校卒業後に就職をしている人の大半は正社員で雇用されているので、高卒であっても大卒とほとんど変わらないくらい正社員が狙えることが分かります。

参考:厚生労働省「大学等卒業者の就職状況
参考:厚生労働省「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況

ただ、就職率は互角でも大卒だと俗に言う一流企業に就職している人もいるのに対し、高卒だと学歴フィルターによる足切りがあるため、どうしても中小企業やサービス業に就職している人の割合が多いでしょう。

ただし賃金体系や年収において高卒は大卒より不利

ただし、高卒の場合は同じ正社員であっても大卒と比較して賃金体系や生涯年収において不利な一面が出てしまうのは事実です。

詳しくは次の項目で解説しているのですが、高卒は正社員には問題なくなれるものの、給与面はどうしても大卒よりも不利になりやすい、というのは就職・転職の前に覚えておく必要があります。

高卒の正社員の平均年収や生涯収入を比較

では、ここからは大卒と高卒の収入面における「格差」を紹介していきます。

区分大卒者高卒者
初任給206,000円179,000円
マイナス27,000円
入社後の給与398,000円290,000円
マイナス108,000円
平均年収3,410,000円2,565,000円
マイナス845,000円
生涯賃金2億5千万円1億4,964万円
マイナス3,662万円
※ 本項のデータは、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」の結果を元に作成

ご覧の通り、大卒の平均年収は3,410,000円となっているのに対し、高卒の平均年収は2,565,000円というデータがなっています。

毎月の給与においても大卒は398,000円なのに対し、高卒だと290,000円と「約10万円」も違ってきます。

生涯賃金になるとさらに大きな差が出ることからも、高卒で正社員転職をして年収も上げるには有用な資格を取得したり、優れた経験を積むなどの努力が必須となるでしょう。

【年齢別】高卒で正社員への就職・転職を成功させるコツ

20代前半の場合

20代前半で正社員への就職・転職を狙う場合、応募先の面接官や役員に熱意や意欲を見せるのがコツです。

20代前半であれば高卒であっても正社員として採用される確率が非常に高いもので、熱意があって今後の成長も期待できそうな人材であることをアピールしましょう。

高校卒業後の18歳から22歳まで新卒で働いていて、転職するという方であれば若さと経験・スキルが両方あるので、特に正社員転職で有利となります。

また、第二新卒枠での転職も狙える場合があるので、まだ自分が第二新卒を活用できるのであれば、第二新卒枠も積極的に狙っていきましょう。

20代後半の場合

20代前半よりはやや難しいものの、20代後半もまだまだ若いため高卒でも正社員への転職は難しくありません。

高校卒業後にずっと働いていて、豊富な経験やスキルがある人材であれば経験者枠で高待遇での転職も難しくないでしょう。

逆にあまり社会人経験やスキルがないまま20代後半になってしまった方は、正社員への転職がやや難しいです。

ブラック企業であれば採用されるかもしれませんが、場合によっては一度派遣や契約社員でスキルを積んでから、正社員への転職を狙う必要があります。

30代の場合

30代になると、高卒で未経験業種への正社員転職はほぼ不可能です。

逆に経験がある業種であれば、20代後半と同様に正社員枠での転職も積極的に狙うことができるでしょう。

ただ30代以降は管理職枠での応募となり、マネジメント経験がないと正社員で採用されないケースも出てきます。

いずれにしても正社員転職を目指すのであれば、経験のある業種に応募していくのが中心となるでしょう。

40代以降

40代以降の高卒が正社員を狙う場合、一定以上の経験がある業種でなければほぼ不可能でしょう。

これまでのキャリアを活かしての転職であれば、日本の慢性的な人手不足と相まって40代であっても正社員での転職は十分に可能です。

ただ、高卒40代で正社員転職ができる仕事の中にはブラック企業も少なくないので、転職する際は事前に情報収集をするのも忘れないで下さい。

未経験業種やスキルの乏しい業界に40代高卒で転職するのはほぼ無理なので、派遣社員や契約社員から社内でキャリアアップを狙っていくのも選択肢になるでしょう。

女性の場合

高卒の女性が正社員に転職する場合、業種の選択が大事になってきます。

女性の転職が有利な化粧品・アパレルメーカー、事務職、美容系といった女性の採用に積極的な業種を狙っていきましょう。

20代や30代であれば未経験であっても、正社員枠での転職を狙えるでしょう。

40代以降は経験者でなければ正社員転職が難しくなるので、注意して下さい。

高卒で正社員への就職・転職を成功させるポイント

有用な資格を取る

高卒で正社員への就職・転職を成功させる場合、仕事に有用な資格を取るのが非常に効果的です。

IT企業への転職であれば「ITパスポート」、事務職への転職であれば「簿記検定」といった具合です。

資格があれば、求人に応募した際に大卒で無資格のライバルがいたとしても、高卒で有資格者の方が採用されやすいので有利になります。

ただし、どんな資格で良いというわけではなく、仕事によっては取得しても無意味な資格もあります。

勉強する時間も無駄になってしまうので、自分のやりたい仕事に応じて取得する資格の方向性を決めましょう。

事前に業界や企業の情報収集をする

高卒で正社員への就職・転職を成功させるには、事前に業界や企業の情報を収集するのが重要です。

応募前に業界や企業の情報を収入しないと、自分の予想と全く異なる仕事を任されて即退職することになったり、実際はブラック企業であることに気づけないからです。

情報収集をしっかりした後に転職すれば入社後のミスマッチを回避できますし、求人票と実態が異なる企業を引くリスクもありません。

転職会議のような口コミサイトを見たり、内部事情に詳しいエージェントに相談するなどすれば良いでしょう。

自己分析を行う

高卒で正社員に転職する場合、自己分析をしっかりと行うのも大切です。

自分の長所や短所、仕事の向き不向きをしっかりと自己分析をすることで、転職で失敗するリスクを下げられるでしょう。

自己分析ができていると、自分の適職も分かりますし、面接においても堂々と強みをアピールできるので有利です。

待遇面はある程度妥協する

高卒で正社員就職・転職を目指す場合、希望する条件を全て満たす職場を探すのでなくある程度の妥協をするのは大切です。

例えば年収800万以上、土日祝日は休み、福利厚生は充実、勤務時間は週4で7時間など、全ての条件を満たす求人はまず存在しません。

仮にあっても大卒やキャリア組からの応募が殺到するので、高卒での採用は茨の道でしょう。

絶対に妥協したくない条件を1~2個決めたら、後は妥協して求人を探すのが良いでしょう。

求人票や雇用契約書がちゃんと正社員か確認する

高卒で正社員を狙うなら、求人票や雇用契約書はしっかりと確認しておきましょう。

求人票では正社員と書いているのに、実際に入社したら最初は契約社員で、「能力に応じて正社員で雇用」となっていたり、酷い時は正社員雇用と書いているのに補助金目当てで業務委託で雇って、試用期間が過ぎたらそのまま解雇されたりします。

その他にも求人票と雇用契約書で給与や、休日日数の記載が違うということも珍しくありません。

求人票で月給30万となっていたのに実際は25万しか貰えないという場合でも、雇用契約書にその旨が書いていると「雇用契約書を確認しない方が悪い」という流れになってしまうので注意して下さい。

志望動機や面接の対策をしておく

高卒で正社員転職を成功させるには、志望動機や面接の対策をしっかり行い、好印象を与えるのも大切です。

ちゃんと情報収集を行い資格を取得した上で応募しても、書類や面接がイマイチでは肝心の採用に至らないからです。

面接官や採用担当者が確認しても納得できる志望動機を用意して、面接の質問対策もしっかりと行うのが重要です。

高卒で正社員に転職する際におすすめの資格

  • 調理師免許(国家資格)
  • 保育士(国家資格)
  • 宅地建物取引主任者(国家資格)
  • ITパスポート(国家資格)
  • 介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)
  • 医療事務

上記の資格はうち4つが国家資格ですが、高卒が卒業後に取得できて就職においても非常に有利です。

それぞれの内容について、順に説明しましょう。

調理師免許(国家資格)

調理師の資格は高校卒業後、調理師学校に通って取得するか、飲食店で2年以上の経験を積んだ上で「調理師国家資格」を受験(合格)すれば取得できます。

また、調理師免許を取得すれば、飲食業界の就職や転職で優遇されます。

保育士(国家資格)

保育士になるには保育士資格が取れる認定校に通って卒業をする方法と、直接国家資格を受験し取得する方法の2パターンがあります。

保育士試験(国家資格)に合格すれば保育士として働くことができます。

宅地建物取引主任者(国家資格)

宅地建物取引主任者は「年齢の条件」が無く、誰でも受験できる身近な国家資格です。

このため、高卒や高校在学中の方でも資格が取得できます。

宅地建物取引主任者の試験は年1回開催され、合格をすれば不動産の売買や仲介の仕事で有利に就職できます。

ITパスポート(国家資格)

ITパスポートは「ITの基礎知識」を証明するための資格です。

試験ではセキュリティやITの知識だけでなく、プロジェクトマネジメント、マーケティング、財務、法務、経営戦略など幅広い知識が問われます。

受験者は2017年度だけで87万人を突破しており、学生からシニアまで幅広い世代が資格取得を目指しています。

ITパスポートを取得すれば、システムやソフトウェア開発の仕事に就職する上で有利になるでしょう。

介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)

介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)は、介護職に就く上で最も基本となる知識・研修の名称です。

計130時間の介護職員初任者研修を受講して、全過程終了後の「修了試験」にパスすれば「ホームヘルパー2級」の資格を得ることができます。

介護職員初任者研修は、専門の学校や教育機関で受講できるほか、通信教育でも習得することが可能です。

医療事務

医療事務は、病院などの医療機関で必要な仕事です。

具体的には患者の対応や受付、医療費の計算、保険者に対し診療報酬を計算・請求する業務を行います。

医療事務の資格を取得しておけば病院や診療所、クリニックにてアルバイトやパート、正社員として勤務できます。

今から大卒資格を取るのも手

このほか、就職に役立つ資格として「大卒資格」の取得もおすすめします。

実は大学に4年通う必要はなく、通信学部や通信制の大学、専門学校、通信教育プログラムでも取得できます。

通信教育であれば一定のスクーリングを除いて通学の必要も無いので、働きながら無理なく大卒資格が取得できるでしょう。

また、日本学生支援機構の奨学金も利用できるので、経済的な余裕がない方でも安心です。

高卒の人はもちろん、大学を中退した人も、大学卒業資格があれば年収アップが期待できる他、就職や転職でも有利になるでしょう。

高卒が正社員として転職しやすいおすすめ職種

高卒者が「正社員になりやすい職種」をまとめてみました。

  • プログラマー
  • 営業職
  • 事務職
  • 販売・接客業
  • 施工管理業
  • 公務員
  • IT系

各業種について、内容を見て行きましょう。

プログラマー・エンジニア

高卒の方でも、専門的知識や技術があればプログラマーやエンジニアになれます。

IT業界は経歴や学歴よりも「実力勝負」なので、スキルがあれば即戦力として高卒でも年収1,000万で採用されるのも珍しくありません。

プログラマーとして「何ができるのか」示すために、ITパスポートなど国家資格を取得しておくほか、より条件の良い海外で働けるようにビジネス英語などを習得しておくと良いでしょう。

営業職

営業職は学歴では無く、コミュニケーション能力やポテンシャルの高さが求められます。

このため、営業次第では高卒でも年収1,000万円を超えることが難しくないです。

また、過去の経歴として「接客・サービス業」でのアルバイト・パート経験があれば採用面接にてアピールしましょう。

関連する分野の経験・勤務実績があれば就職でも優位になります。

このほか営業を目指す方は普通免許を取得しておくと、後々営業活動で役に立ちます。

事務職

事務職には一般事務だけでなく、経理や営業、貿易、医療事務など、さまざまな職種がありますが高卒でも正社員で転職しやすいのが特徴です。

デスクワーク以外にも、商品管理や発注・受注業務、電話対応、書類作成、資料整理などこなすべき仕事やタスクが山のようにあります。

特に高卒で正社員に転職したい女性におすすめの分野です。

販売・接客業

販売・接客業は「未経験者歓迎」の求人が多く、高卒でも正社員での転職が狙える職業です。

販売・接客業のジャンルは幅広く、デパートやショッピングモール、専門店のほか、レストランやカフェのスタッフ、アミューズメント施設の社員などさまざまな職種と勤務先があります。

なお販売・接客業に関しては、アルバイトから社員雇用されるケースも多いので、目標とする職場や企業があれば、アルバイトやパートから入るのも良いでしょう。

施工管理業

施工管理業とは、工事現場の施工を監督する仕事です。

体力のほか、判断力や現場を取り仕切る能力が求められます。

建築関係・建設業界の社員採用率は高まっています。

公務員

高卒で正社員に転職する場合、試験を受けて公務員を目指すのもおすすめです。

「国家公務員一般職試験」は高卒を対象にした試験も実施されており、合格すれば安定した雇用かつ給与の公務員になることができます。

また、地方公務員試験にも高卒を対象にした試験があるので、合格すれば行政区内のまちづくりや福祉、健康、治安、文化、生活や産業を支える仕事に携わることが可能です。

地方公務員(一般行政職)の平均月収は363,448円で、指定都市であればさらに平均月収が高くなり、一度就職をすれば一般企業のように「リストラ」も行われないため、試験勉強が苦じゃない方には公務員は非常におすすめです。

IT系

高卒で正社員を狙うなら、学歴よりもスキルが評価されやすいIT系企業全般もおすすめです。

webディレクターやマーケターなどは学歴でなく数字を出せる人間が評価されるので、実力があれば正社員かつ高収入も狙えます。

IT系は人手不足で需要も高いので、高卒であってもキャリアアップや昇進が目指せる職場も多いでしょう。

高卒が正社員転職で失敗しないための注意点

退職前に内定を獲得しておく

高卒で正社員転職を失敗させないためには、在職中に内定を獲得するようにして下さい。

これは内定の獲得後に退職をしないと、思ったより転職活動が上手くいかなかった場合に無職の期間が長くなってしまうからです。

無職期間が長いと失業保険が受給できなくなるだけでなく、貯金が減ったり、心に余裕がなくなってブラック企業への転職で妥協してしまいます。

また、後述する無職の空白期間が長引くことによる採用への悪影響もあるので、必ず在職中に転職活動をして、内定をもらってから退職するようにしましょう。

空白期間がある場合は転職で不利になる

転職の内定前に退職をして、無職の空白期間(ブランク)があると、正社員転職では不利になる点にも注意が必要です。

3ヶ月程度の空白期間であれば気にする企業も少ないのですが、半年や1年の空白期間があるとやる気がない、問題のある人材と見なされてしまい転職で不利になりやすいです。

空白期間が長いと前述した失業保険がもらえなくなる、貯金が減っていくといったデメリットもあるので、やはり内定を獲得してから転職をするのが確実と言えるでしょう。

自分の市場価値を把握しておく

高卒で正社員転職をするなら自分の年齢やスキルに応じた市場価値を、正しく把握するようにしましょう。

基本的にスキルや経歴、資格でおおよその市場価値が決まり、年収もある程度決まってきます。

そのため、市場価値を超えた転職をしようとすれば苦戦しますし、逆に市場価値を下回る転職をすれば自分が損をしてしまいます。

そのため、自己分析をしたりエージェントに相談するなどして、自分の市場価値に応じた転職をするようにしましょう。

好きなこと、やりたいことを仕事にする

正社員転職を失敗しないためには、自分の好きなことや、やりたいことを仕事にするというのも重要です。

例えば嫌いなことを仕事にすると、仮に正社員に転職できても働くのが苦痛になって長続きしません。

しかし好きなことを仕事にできれば長続きするので、転職が成功しやすいです。

高卒で正社員転職するなら転職サイトとエージェントがおすすめ

高卒の転職に強い転職サイトを活用する

高卒で正社員に転職する場合、まずは転職サイトに登録してみるのがおすすめです。

特におすすめなのが高卒の転職に強いサイトで、高卒向けの正社員求人が多数あります。

土日祝日休み、年収500万以上といった希望条件を指定してサイトで検索をすれば、理想の求人が出てくるでしょう。

高卒の転職に強い転職エージェントを活用する

高卒で正社員の転職を狙う場合、転職エージェントに登録するのもおすすめです。

転職エージェントは新卒者や第二新卒向けのサービスという印象がありますが、高卒や大学中退した方も多数利用しています。

特に高卒の転職に強いエージェントは高卒向けの正社員求人が多いので、自分にマッチする業種や職場を紹介してもらえるでしょう。

高卒で正社員転職する難易度や年収、資格まとめ

今回は高卒で正社員転職をするのは難しいのか紹介しました。

高卒であっても今は正社員で転職するのは難しくなく、特に一定の能力がある方は大卒以上の年収で働くことも難しくありません。

最後に本記事の内容をまとめておきます。

  • 高卒のままでは平均給与や年収は少ないまま
  • 高卒者におすすめなのは、調理師免許や保育士などの国家資格
  • 宅地建物取引主任者、ITパスポートなどの国家資格もおすすめ!
  • 高卒者でも資格を取得すれば、国家公務員や地方公務員になれる
  • 公務員の平均給与は高く、リストラも無いので生活が安定する
  • 高卒者は「高卒者の就職に強い転職エージェント」を利用すれば安心

ぜひ自分に合ったキャリアアップができる職場を探して、正社員への転職を成功させて下さい。