転職ノートとは?作り方や自己分析への使い方を紹介!

転職ノートとは?作り方や自己分析への使い方を紹介!

転職ノートは転職の目的を明確にしつつ、自分の長所や短所を分析できることから転職成功において非常に有用です。

今回はそんな転職ノートについて詳しく紹介しつつ、作り方や実際の使い方なども解説するので参考にして下さい。

転職ノートとは?

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「転職ノート」とは、転職活動を成功させるためのノートです。

「これ一冊あれば転職のことが何でも把握できる」とも言われており、転職活動を成功させるために欠かせません。

この転職ノートをいつも持ち歩き、煩雑になりがちな転職期間中のスケジュールを、漏れなく効率よくできるように徹底して管理します。

スケジュールや情報を書く

学生時代の就活と違って、転職の場合は少ない時間の合間を縫って行うため、転職ノートに転職のスケジュールを記載していくことで無駄のない動きを行うことが必須です。

市販のダイアリーを使ってもかまいませんが、枠内に書ききれない場合も多く、転職ノートの巻頭にスケジュールがあると何かと便利でもあります。

間違って仕事のスケジュール帳に転職予定を書いてしまうと、何かの拍子に上司に見られてしまい、転職活動をしていることがバレてしまうケースもあるので気を付けましょう。

業界情報や企業の情報、求人情報などをストックできる

気になる業界の情報や企業の情報、求人情報などがあれば、スクラップするなどして転職ノートにストックしておきます。

業界研究や企業研究は、転職を成功させる上で非常に重要なので、有益な情報があればまめにストックしておくことをお勧めします。

さらに、転職ノートの大きな役目のひとつでもあるのが、「転職の目的」や「キャリア」「自己PR」などに関することの総まとめです。

履歴書や職務経歴書を書くときや面接のときなどには、これらが必ず必要になってくるので、自己分析をしながら丁寧に進めていきましょう。

転職ノートは、自分の転職に対する思いをあらためて振り返り、気持ちを整理する意味でも大いに役立ちます。

転職ノートの作り方

【手順1】まずはノートを1冊用意する

まずは市販のノートを1冊用意しましょう。

転職ノートの大きさや形式などは、まったく自由ですが、サイズはB5程度がちょうど良いでしょう。

ファミマの100円ノートでも十分ですし、今後のために残したければ、ある程度しっかりしたものを選んでも良いかもしれません。

ルーズリーフタイプを使うと、途中から挿入したり付け足したりすることができるので、便利です。

その場合はルーズリーフのバインダーと見出し用のインデックス、ルーズリーフ用紙が必要です。

【手順2】項目ごとに分ける

ノートの用意ができたら、今度は項目ごとに仕切りをします。

今回はルーズリーフタイプの転職ノートの作り方を例に挙げてご紹介します。

まずはルーズリーフのバインダーに、次の10項目のインデックスを挟みます。

項目ごとにカラーを分けると、見やすいでしょう。

この他にも、自分で必要だと思う項目があればインデックスを追加しましょう。

  1. 転職活動のスケジュール
  2. 転職の目的
  3. 「転職したらこうなりたい」という将来像
  4. 今までのキャリア
  5. 自己PR
  6. 自分の長所・短所
  7. 面接で予想される質問と、その回答
  8. 企業情報
  9. 職業・業界情報
  10. その他、転職に関する情報

この順番を基本に、インデックスを挿入していきます。

そこに書き込んだ用紙や、情報をスクラップした用紙を挟んでいきます。

会社説明会や面接などに臨む際に、バインダーがかさばって携帯できない場合は、必要なページだけを持参するようにしましょう。

実際の転職ノートの使い方

転職ノートを用意したら、以下を参考に実際に使っていきましょう。

まずは転職活動のスケジュールを書く

転職ノートの最初のページにまず転職活動のスケジュール表を作成し、エントリーシートの提出期限、会社説明会の日程、一次面接・二次面接・最終面接の日程、転職セミナーの日程などを書き込みましょう。

転職ノートの見開き2ページを使って作成すると、かなりたくさんの情報量を書き込めます。

ギッシリと書くよりは、週ごとに見開き1ページを使うなどして余白をたくさん設けると、後で書き込みをしたくなったときに便利です。

現在勤めている会社のビジネスダイアリーに転職のスケジュールを載せるのはNGですが、転職ノートには仕事の予定やプライベートの予定もすべて書き込んだ方が、ダブルブッキングしてしまうミスを防げるでしょう。

仕事の予定に関しては、勤務時間内は転職活動ができないので、勤務時間外の予定さえわかれば大丈夫です。

転職活動をする人の中には、スマホでスケジュール管理をしている人も多いのですが、万が一電源が切れてしまったときを考えるとノートは優秀です。

万が一ネット環境の整っていない場所に出かけると、スマホだとスケジュールを確認できなくなったり、電池切れの可能性もあるので転職ノートはおすすめと言えます。

転職の目的を書く

自分がなぜ今の会社を辞め、転職を考えるようになったかを、転職ノートにすべて書き出しましょう。

たとえば、「一生懸命がんばって仕事の成果を出しているのに、給料がほとんど上がらない」という不満を持っていたら、それを書き出し、自分が転職したいと思っている本当の理由を明確にします。

「給料が安い」「上司にセクハラされた」「社員食堂がない」など、複数の理由によって転職を考えている人もいるでしょう。その場合も、すべて書き出します。

そして、その後は「その原因は何なのか?」「どういう企業に転職すれば、問題を解決できるのか?」を考えていきます。

書き方の例

たとえばがんばっても給料があがらない人の場合、以下のように書きましょう。

<転職理由>仕事で成果を出しても、給料が上がらない

<その原因>年功序列で給料が上がる会社だった

<解決方法>評価制度のある会社に転職する

ということになり、どんな会社に転職すれば良いのかが見えてきます。

このようにして、自分の転職に対する思いを、転職ノートに書き込むことによって明確にすることが大切です。

「転職したらこうなりたい」という将来像を書く

転職の目的がはっきりしたら、今度は「転職したら自分はこうなりたい」という将来像を、転職ノートに書き込みます。

自分のなりたい姿を転職ノートに書き込み、未来を創造することによって転職したい会社がさらに明確になっていきます。

今までのキャリアを書く

今までのキャリアも、転職ノートにまとめておきましょう。

中途採用の場合、応募者の今までのキャリアを見て採用に踏み切る企業が多いからです。

これまで仕事で経験してきたことを自己分析し、職務経歴書や面接でしっかりと伝えるために、転職ノートに文章でまとめておくことはとても重要です。

自己PRも書いておく

自分にどんなアピールポイントがあり、それを会社にどんな形で生かせるかを、転職ノートにまとめておきましょう。

自己PRは、応募の際にも面接の際にも必ず求められる、とても大事な項目です。

数ある応募者の中から選ばれる人は、ほぼ例外なく説得力のある自己PRを行っています。

「自分にアピールできることなんてない」と消極的になってしまう人もいるのですが、日本人は控えめ国民性で主張することに慣れていないだけです。

どうしても自己PRできる要素が見つからない場合は、家族や友人、転職アドバイザーなどに相談してみると意外な点が発見できるかもしれません。

自分の長所や短所を書く

自己PRと同じように、自分の長所や短所についても転職ノートにまとめておく必要があります。

何も考えないで面接に臨むと、自分の長所や短所というのは意外と思い浮かばないものです。

また、面接では焦って言わなくてもいいような短所を暴露して、墓穴を掘ってしまう人もいるので、転職ノートを使ってあらかじめ言うべき内容を整理しておくことが大切です。

面接で予想される質問と、その回答を書いておく

面接であがらずにしっかりと答えられるように、予想される質問をすべて挙げ、Q&A形式でそれに対する回答を書いておきましょう。

必ずといっていいほど質問されるのが、次のような項目です。

面接でよく質問される内容

  • 自己紹介
  • 退職理由
  • 志望動機
  • 今までのキャリア
  • 入社したらやりたいこと
  • 将来の夢
  • 自己PR
  • 自分の長所・短所
  • 関心のあるニュース
  • 趣味
  • 特技

転職ノートの別項目ですでにまとめている内容も多いのですが、「面接で実際に質問されたらこう答える」という内容を、面接の所要時間を考えながら適切な長さで書きましょう。

他にも希望勤務地や希望給与、入社可能時期といった、細かいことも質問されます。

その企業ならではのユニークな質問も、あるかもしれません。

質問される可能性のある内容はすべて転職ノートに書き出し、答えを用意しておきましょう。

企業情報を書いておく

転職先の候補として考えられる企業があれば、企業ごとに分けて、転職ノートの「企業情報」の項目にファイリングします。

1社あたり見開き2ページにすると、見やすくスッキリと整理できます。

新聞の切り抜きなどがあれば、1ページ分のルーズリーフ用紙にホチキスで切り抜きを止め、その企業ページの後ろに挿入しましょう。

企業情報はさまざまあるかと思いますが、最低限下記の内容は押さえておく必要があります。

企業情報に最低限入れておきたい内容

  • 企業名
  • 代表者名
  • 所在地
  • 連絡先
  • 事業内容
  • 採用に関する情報
  • 労働条件
  • 経営理念
  • 社員数
  • 売上高
  • 沿革

それ以外にも、その企業に関連する情報があれば適宜追加します。

この企業研究ページは、「本当に転職して良かった」と思える会社と出会うために、とても重要なページです。

企業情報は何社も作らなければならないため、毎回作成するよりはExcelなどを使ってフォーマットを作成し、プリントアウトしたものに記入して転職ノートに貼った方が手間が省けます。

職業・業界情報を書いておく

今まで経験したことのない職種や業界にチャレンジする人は、興味のある業界や職業の情報を、できるだけ多く集めましょう。

転職ノートに新聞の切り抜きをスクラップしたり、ネットの情報をプリントアウトして貼ったり、業界自体の成長性などもしっかりチェックする必要があります。

<職業情報として知っておきたいこと>

  • 詳しい仕事内容
  • 職業の適性
  • 働ける年齢
  • 待遇面
  • 残業
  • 休日
  • 福利厚生
  • 未経験から転職できる可能性
  • 必要な資格

<業界情報として知っておきたいこと>

  • 業界の内容・特徴
  • 業界の現在の市況
  • 業界の今後の見通し・成長性

転職ノートとは?使い方や作り方まとめ

今回は転職ノートがどのようなものなのか説明しつつ、作り方や使い方も解説しました。

ただ、紹介した方法はあくまでも一例なので囚われる必要はまったくなく、無理に綺麗にまとめる必要もまったくありません。

大事なのは転職ノートをキレイに作ることでなく、あくまでも転職ノートを作って転職を成功させすることです。

そのため、内容がゴチャゴチャで誰が見てもわからないような転職ノートであったしても、自分自身がわかっていれば何の問題もありません。

転職ノートによってあなたの転職が上手くいくことを祈っています。