魅力的な職務経歴書のコツ7選!例文テンプレートも紹介!

魅力的な職務経歴書のコツ7選!例文テンプレートも紹介!

職務経歴書の内容は採用において時に履歴書よりも重要です。

職務経歴書の内容が魅力的か、それともコピペのようにつまらないかで採用される確率は大きく変わってきます。

そこで今回は面接担当者から評価される魅力的な職務経歴書の書き方のコツや例文などを紹介していきます。

面接担当に評価される魅力的な職務経歴書のコツ

ネットのコピペでなく自分で職務経歴書を考える

面接官にも評価される魅力的な職務経歴書を書くために一番大切なのが、自分で内容を考えて書くというものです。

企業の採用試験を受ける人がやりがちなのが、ネットに転がっている職務経歴書のテンプレートをコピペ、またはほぼ丸パクリするケースです。

自分で考えるのが面倒だったり、文章を書くのが苦手な人ほどネットの職務経歴書を参考にしがちなのですが、採用担当者は1年間で無数の職務経歴書を見て、採用する人間を選定しています。

ネットのテンプレートを真似して書いた職務経歴書は他の人と内容やフォーマットが似ているので、ベテランの採用担当者は一瞬で自分で考えて書いた物ではないと見抜いてしまうでしょう。

そのため、魅力的な職務経歴書を書くにはネットの例文は参考にしても、内容やフォーマットは独自に考える必要があります。

自己分析をして志望動機や自己PRを明確にする

人事担当者にとって魅力的な職務経歴書を書くためには、自己分析をしてから志望動機や自己PRを記載していくのも大切です。

自己分析を面倒と思う人も多いのですが、自己分析をすることで職務経歴書に書くべき自己PRや志望動機が明確になり、担当者から見ても説得力のある魅力的な職務経歴書を作成することができます。

自己分析をする方法

  1. doda等の転職サイトで自己分析ツールを活用する
  2. 自分で自己分析シートを作成する

自己分析をする方法は大きく分けて2つあり、一つはdodaやマイナビといった各転職サイトが用意している自己分析ツールを活用するという方法です。

もう一つは自分の「can(できること)」「want(したいこと)」「must(自分がやるべきこと)」の3要素を客観的に見て、それを元に自己分析シートを作るという方法です。

どちらがおすすめということはありませんが、前者の方がフォーマットを用意されている分、簡単に自己分析を進めることができるでしょう。

実績やスキルをベースに地に足の着いた志望動機を記載する

自分の実績やスキルを書き出したら、それをベースに志望動機を作成することで企業にとって魅力的な職務経歴書を作成できるでしょう。

単に収入や雇用条件の魅力を語るのではなく、自分はこの会社に転職したら「こういうことがやりたい」「こういうキャリアを歩んでいきたい」といった、将来を見据えた志望動機を考えるのがポイントです。

実績やスキルをベースにした志望動機は説得力があるので、採用担当者や面接官の心を掴みやすいでしょう。

入社への熱意が具体的に伝わるようにする

魅力的な職務経歴書は、絶対にこの会社に入社したいという強い意志が伝わってくるのも特徴です。

どの会社にも当てはまるような抽象的な自己PRでなく、その会社に絶対入社したい具体的な理由を書く必要があります。

よくあるのが、「御社の企業理念に大変共感した」、「御社に今後の将来性を感じた」といった入社理由ですが、抽象的でどの会社にも当てはまりそうな文章なので担当者には全く響きません。

言葉自体はポジティブなので問題は無いように思えますが、その会社にしかない強みや可能性を入社したい理由として書くことが大切です。

事前に企業研究・業界研究をしっかりと行っておく

面接担当に評価される魅力的な職務経歴書を作るには、事前に企業研究・業界研究をしっかりと行ってから履歴書や職務経歴書を作成する必要があります。

企業研究をしているのとそうでないとでは志望動機や自己PRに書く内容は完全に変わってくるので、企業からの印象も大きく変化するでしょう。

よくある「御社に今後の将来性を感じた」という志望動機でも、企業研究・業界研究をしっかりと行うと「〇〇業界は今後は▲▲の分野に市場規模を拡大していくので、御社の持つ○○に将来性を強く感じて志望しました」と具体的に記載することができます。

そこに自分の持っているスキルをベースに、どのような貢献ができるのかもアピールできれば、より魅力的な職務経歴書になるでしょう。

思わず採用担当者が読みたくなる職務経歴書を意識する

魅力的な職務経歴書を書くには、思わず採用担当者が読みたくなるような内容にするのも重要です。

職務経歴書は応募者にとってはかけがえのない書類ですが、受け取る採用担当者にとっては無数の応募書類の中の1枚に過ぎません。

何十通もの職務経歴書が届くような人気企業だと、担当者が1枚辺りに目を通せる時間は数分とも言われていますので、パッと見でこの職務経歴書は読んでみたいと思わせることが重要になってきます。

文字の大きさや見やすさ、見やすいレイアウト、用紙の枚数など、職務経歴書を読みたいと思わせるポイントは様々です。

営業職の人は図表を効果的に入れると、他の職務経歴書とは異なる目立つ書類を作成することができるでしょう。

前職の不満や悪口は書かずポジティブな内容にする

魅力的な職務経歴書を書くには、前職の不満や悪口は厳禁です。

人間関係のストレスや待遇に不満があるから転職をする人が多いと思いますが、それを職務経歴書に書くと魅力的どころか最悪な印象になってしまうので注意して下さい。

会社に不満があっても今はグッとそれを飲み込み、ポジティブな自己PRをしましょう。

魅力的な職務経歴書の例文・テンプレート

職務経歴書の例文・テンプレート

上記が職務経歴書のの例文・テンプレートになります。

自分の経歴や実績を簡潔にまとめることで、読む気が失せるような事態を回避することができるでしょう。

採用担当者は職務経歴書を鵜呑みにはしないので注意

ただし、どれだけ魅力的な職務経歴書を作っても、採用担当者は応募者が提出した書類を鵜呑みにはしていないので注意して下さい。

採用担当者は今まで何十人・何百人という応募者を見て、職務経歴書に書いている内容と実際の姿や印象が違うことを身をもって知っているからです。

企業によっては内定直前になると応募者のSNSなどをチェックして、応募時に言っている事や印象と違わないかをチェックすることもあるくらいです。

「そんなえげつないことをするの?」と思うかもしれませんが、企業側も採用には莫大なコストをかけているので、法に触れない範囲で様々な調査を行います。

実際、応募時はリクルートスーツで誠実そのものだった女性の応募者が、SNSのアカウントではとんでもない発言や画像をアップしていて、内定が取り消しになったような例もありますので注意して下さい。

魅力的な職務経歴書の棚卸しシートの例・テンプレート

魅力的な職務経歴書の例

自己分析に関して、詳しくは次のページをご覧ください。

また、キャリアの自己分析をする際は、その内容を「転職ノート」にまとめておくと便利です。

その企業で自分はどんな貢献ができるかを考えるのがポイント

志望動機が明らかになったら、今度は「その企業で自分はどんな貢献ができるか?」を考え、自己PR文を作成します。

応募する企業で活かすことができるスキルや知識・能力を書き出し、それを読み手にわかりやすく伝わるように考えながらまとめます。

魅力的な職務経歴書のコツや例文まとめ

今回は採用で有利になる魅力的な職務経歴書を作るコツや、例文について紹介しました。

魅力的な職務経歴書を書くためには自己分析や企業研究・業界研究は必須なので、時間も手間もかかるため面倒に感じる人もいるかもしれません。

しかし、時間をかけて作った料理が人の心を打つように、自分の中でしっかりと温めた職務経歴書は、必ず採用担当者や面接官の心を打つはずです。

焦らずに一歩ずつ地道な努力を重ねることが、転職成功へのポイントと言えます。